原宿駅周辺は、まさに歴史と最新トレンドが凝縮された面白いエリアです。ご紹介する2件はいずれも、結婚式の神前挙式で人気の神社ですが、庭園はいつでも散策できます。
【ご紹介するエリア】明治神宮 内苑、東郷神社、代々木公園
【周辺カフェ】パンケーキやかき氷、ポップコーン店など、最新カフェがたくさんありますが、和風カフェも人気です。
明治神宮 内苑 めいじじんぐう ないえん
明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社で、初詣は例年日本一の参拝者数を集め、結婚式や成人式・七五三の御祈願でも人気があります。敷地に1歩入ればもうそこは都会の中にあるとは思えない広大な敷地に驚かされます。緑が沢山ありパワースポットとしても有名で、国内外からの観光客や地元住民の癒しスポットとして人気です。
【御祭神】明治天皇、昭憲皇太后
【ご利益】 心願成就など
- 原宿駅のすぐ横「天空橋」の向こうに拡がる明治神宮内苑。大都会の真ん中にある広大な杜は東京ドーム15個分!
- 天空橋を渡ってすぐ「南参道」の入り口にある鳥居。週末は人出でにぎわいます。
- 10万本の木々からマイナスイオンが降り注ぐ参道の足元には玉砂利が、一歩毎にザクザクと音が鳴り、次第に心が清められていきます
- 参道の途中に並ぶ、奉納された日本酒やワインの酒樽が圧巻。好きな銘柄の前での記念撮影が人気です
- ワインがお神酒として奉納されています。外国の文化を積極的に取り入れようと努力された明治天皇が祀られているからこそ
- 明治神宮本殿には多くのハートマークが隠されているので、ぜひ見つけてください
- 拝殿の左手前にある2本のご神木「夫婦楠」(めおとくす)は、夫婦円満・家内安全を象徴するパワーツリー
- 多くの芸能人も挙式を挙げています
- 宝物館へ続く「西参道」は南参道より道幅が狭く参拝客もまばら。セミの声と水のせせらぎだけが聞こえてくるひっそりとしたゾーン
- 豊かな木々が陽だまりをたくさん作り、このようにきれいな水玉模様を見せてくれます
- 西参道を抜けると「宝物殿」と「武道場」の前に驚くような広さの芝生広場が広がります。美しい形の松の前での記念撮影や、木陰で休憩する人の姿も
明治神宮 御苑
南参道の左側に「明治神宮御苑」というエリアが拡がり、厳格な参道とは対照的に四季折々の色鮮やかな庭園美が楽しめるようになっています。
- 「南池」という自然の古池では夏はスイレンの花がきれいです。冬にはカモやオシドリが羽を休めます
- 木々の間を曲折した小道が縫い、まるで上高地のような避暑地に居る気分になります。真夏でも涼やかな風が通り抜け、木々が日差しを和らげます
- 菖蒲田(しょうぶだ)の風景。毎年6月には1500株の花菖蒲が咲きそろいます
- 清正井(きよまさのいど) 少し前にパワースポットとしてとても有名になった場所。毎分60リットルの水量が自然に湧き出ています
東郷神社 とうごうじんじゃ
原宿駅から徒歩5分に位置する東郷神社は、日露戦争で活躍した連合艦隊司令長官であり、「至誠(まごころ)は神に通じる」とその一生を貫かれた「東郷平八郎」を祀る神社です。そのため、「勝利の神様」「至誠(まごころ)の神様」としてスポーツや勉強、病気、恋愛など、分野問わず勝利へのご利益があるとされます。
また歴史は浅いながら格式の高い「別表神社(神社本庁が定める特別な神社)」にあたり、結婚式会場としても人気です。
【御祭神】東郷平八郎(とうごうへいはちろう)
【ご利益】 勝運
- 明治通りから鳥居を一歩くぐれば、静けさと安らぎをたたえた1万坪の杜
- 1940年(昭和15年)に建立、1945年の東京大空襲で焼失し、1964年に再建されました
- 境内の隣に美しい日本庭園があり、挙式する花嫁が池に架かる八つ橋を白無垢姿で渡り、神社へと向かう様子は、まるで絵巻物のようです
- 豊かな緑が広がり、原宿とは思えないほど静かなエリア
- 夏は緑が風にそよぎ、秋には燃えるような紅葉、春には桜が咲き誇る景色を見ることができます
- 披露宴も行う「東郷記念館」では、お食事をしながらお庭を鑑賞できる時期もあります
代々木公園 よよぎこうえん
原宿のお花見と言えばまずは代々木公園ですね。園内に約700本の桜が咲き乱れます。