振袖の選び方とT.P.O.

振袖と一口に言っても、フォーマルな振袖とカジュアルな振袖があります。袖が長いのは「独身女性」を表すもので、袖が長いだけで格が上がる訳ではありません。

では、フォーマルとカジュアルの最大の違いは何でしょうか?
それは、「模様/柄(の付き方)」になります。
その違いを知るとT.P.O.に応じて選べるので、わかりやすく写真付きでご紹介します。

目次
フォーマル・礼装クラスの、絵羽模様/柄>
カジュアルな普段着の、小紋柄>

フォーマル・礼装クラスの、絵羽模様/柄

以下のポイントが当てはまるものを「絵羽模様/柄」と言い、フォーマルな場にふさわしい「礼装」と呼べる格のお着物になります。

ポイント1)縫い目をまたいで柄がつながっている
ポイント2)全ての柄が上を向いている

【T.P.O.】結婚式成人式では、礼装と呼べるフォーマルな絵羽柄のお振袖をおすすめします。

カジュアルな普段着の、「小紋」柄

絵羽柄とは逆に、以下のポイントが当てはまる柄の着物は「小紋」と呼びます。例え袖が長い「振袖」であっても、「普段着」となります。

ポイント1)柄が縫い目で分断されている
ポイント2)上を向いていない柄がある。あるいは上下がわからない柄になっている。

【T.P.O.】初詣や気軽なクリスマスパーティーなど、格式を求められないけれど、華やかに装いたい場でお楽しみください。

【T.P.O.】卒業式の袴に合わせる場合、先生方への敬意を表して格調を重んじるには「絵羽柄」が良いですが、「小紋」を合わせることも多いようです。

そもそも卒業式に袴を着けるのは、昔の女学生の制服・通学スタイルを真似て始まりました。昔の女学生は「小紋に袴」で日常通学していたことや、絵羽柄だとせっかくの裾柄が袴で隠れてしまい違いが分かりにくい、などの選び方のようです。

絵羽柄の振袖に袴を合わせた姿